訪問日:2013年8月
満足度:
3.0
宮本武蔵と
佐々木小次郎が決闘したと言われる地、巌流島。
山口県にある小さい島ですが、これほど名の知られた無人島も他にないのではないでしょうか。
今日はこの島へのアクセス方法と、小次郎・武蔵像を撮るのにおすすめのアングルをご紹介したいと思います。
巌流島に渡ってみよう
巌流島に渡るには、門司港もしくは下関側から船に乗る必要があります。
それぞれの場所から巌流島まで往復することもできますが、
私は青春18きっぷ旅の途中だったため、
門司港ー巌流島ー下関と抜ける航路を選びました。
巌流島を観光して、そのまま次の目的地に行けるなんて、なんだかお得な感じがします。
私がとったルートだと、乗船券はこれ。
巌流島経由、下関・唐戸行き。大人一人
500円でした。
(※
下関ー巌流島往復だと400円、
門司港ー巌流島往復だと600円です。)
門司港発ー巌流島行きに乗り、帰りは巌流島発ー下関行きに乗ればOKです。
時刻表は
関門汽船さんのHPにあります。
帰りの時間帯の船を予約するわけではないので、好きなだけ島にいられます。
……が、島は小さくあまり見どころがないので、次のダイヤの船に乗って移動することになりそうです。
次の下関行きの船がくるまで49分あったので、私もその時間を利用して観光したのですが
最後は時間が余りました。少なくとも30分あれば見どころは見られるかも。
こちらは門司港の乗り場です。
小さい待合室みたいなところがあって、そこの自動販売機で、上で紹介した乗船券を買います。
私が行ったのは8月下旬で暑かったので、
乗船開始までクーラーの効く室内にいられたことは嬉しかったです。
巌流島行きはあまり人気がないのか、行きは私一人でした。
この船が揺れて揺れて、もう大変!
たった10分足らずの航海でしたが、足を必死に踏ん張って、体が揺れないようにしました…。
島の様子
島に降り立つと、こんな景色。
きれいに道が整備されていて、どこかの公園みたいな感じです。
夏はとにかく暑かった~! 冬は海風で寒いかもしれません。
巌流島の案内図です。
※この画像はクリックで大きくなります。
座ることのできる休憩所がいくつかありました。(エアコンなし)
飲み物の自動販売機はなかったように思いますので、
必要な方は乗船所で買っておいたほうがいいかもしれません。
小次郎・武蔵像
この島のハイライトは何と言っても、佐々木小次郎と宮本武蔵の像です。
ガイドブックに載っている像が目の前に。

巌流島で決闘を行うことになった武蔵と小次郎。
剣聖どうしの真剣勝負に勝ったのは、宮本武蔵でした。
武蔵はわざと決闘に遅れてきて、小次郎の精神状態を乱したとされています。(諸説あり)
左が小次郎、右が武蔵です。
右の武蔵が持っている刀、小次郎の刀と少し形が違うのがおわかりでしょうか。
小次郎は
真剣ですが、武蔵は舟の櫂で作った
木刀を使ったとされているんです。
だから武蔵が持っている刀には鍔もないし、先細りしていなくて太めです。
像の写真を撮るのにおすすめのアングル
まず、前提として、朝一番の船はおすすめしません。
なぜなら、早い時間(撮影時間は8月の午前10時ごろ)だと、思いっきり逆光になるからです。
武蔵の顔がまっくろ~
武蔵の後ろ側に回ると、順光なのできれいに撮れたんですけど…
ここは小次郎ではなく、武蔵の表情を撮りたくなりませんか?
ということで、武蔵の顔が見られる位置まで移動して、カメラを構えてみました~。
これは失敗写真です。上のように小次郎の後ろから撮ってしまうと、
躍動感のある武蔵の足が小次郎に隠れてしまい、迫力がなくなってしまいました。
右に移動して、下から見上げるように撮ってみた写真がこちら。
いい感じですっ
この島で行われた、もうひとつの戦い
小次郎・武蔵の像の近くに、島の歴史を書いたモニュメントがありました。
巌流島の出来事について、真面目に記した年表です。
その中に目を引く出来事が書いてあったので、最後にみなさんにもご紹介したいと思います。
夜のデスマッチ(笑)
巌流島へのアクセス方法 (訪問当時の情報です)
入場料 | 無料(ただし連絡船乗船料が必要) |
営業時間 | 連絡船営業時間に準ずる |
交通アクセス | 門司港桟橋から連絡船で10分 (門司港駅から桟橋までは徒歩5分) 下関唐戸桟橋から連絡船で10分 (下関駅から桟橋までは徒歩30分、バス10分程度) 連絡船の詳細は関門汽船公式HP参照 |
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