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【2013年ドバイ旅行記11】タクシーのぼったくりに遭った話(3)

訪問日:2013年5月
満足度:ico_grade6_2.gif 2.0

続きの話なので、よろしければ第一回からお読みください


ナビの蓋の裏から現れた、怪しげなメーター。
運転手は悪びれもせず「料金は193AEDだ」と言います。

前回40分タクシーに乗って80AED(2240円)だったので、
25分タクシーに乗ってこの金額は、あきらかにおかしい。

「え?!」と言ったら、英数字が聞きとれなかったと勘違いしたのか、
運転手は自分の携帯を取り出して、
電卓機能で「193」と打ち、それをこちらに見せてきました。

ドバイはタクシー代が日本と比べて安いので、払えない金額ではないけれど、
こんな形でお金を払うのはいやです。

もちろん、文句を言いました。
でも彼は「自分のお金ではなく、タクシー会社に入るお金だから」と言います。

私はもう気が動転して、
「さっき、日本製の車も、時計も、気に入っているって言ってたじゃない…」と言ってしまいました。
こんなことを言っても何にもならないのですが。

彼の顔を見つめましたが、サングラスの奥の目がどんな表情をしているのか、分かりませんでした。
サングラスってずるい、と思いました。
茶色いガラスで壁を作られているような…すべてをシャットアウトされているような気がしました。


そのとき、幸運なことに、運転手の携帯に電話がかかってきました。
こんな状況にもかかわらず、彼は電話に出ました(!)
瞬間、夫が機転をきかせ、100AED札を彼に押しつけるようにして、
「いまだ、降りるよ!」と私に言い、二人で強引にタクシーを降りました。

アルマンジルビーチには数人しかいなかったのですが、
人がいるほうを目指して、タクシーから逃げました。

運転手はタクシーを降り、数歩追いかけてきましたが、
あきらめたのか、引き返しました。


タクシーが走り去る音を聞いて、心からほっとしました。


ビーチで迷子

私たちの目の前には、海が広がっていました。

DSC05475 (2)


夫「きれいだね…」
私「うん…」


DSC05476 (2)

せっかく来たんだからと気をとりなおして、写真を撮ってみました。
でも、こんなに綺麗な海を前にしても、ちっとも気分が晴れません。

さきほどのショックもありますが、
「これからどうやって帰るか」という大きな問題があったからです。

このビーチの回りにはほとんど車が通っておらず、どうしたらタクシーをつかまえられるのか分かりません。
とにかく大通りに出ようと、ひたすらビーチを歩きます。

ビーチで迷子。

そもそも、今どこにいるかすらも分かっていないし、地図もないし。
エティハドのシャトルバスでもらった水で喉の渇きをうるおしながら、
炎天下の中、30分間、さまよいました。もう写真を撮る余裕もありません。

なんとか大通りまで出ましたが、そこは100kmぐらいで車が飛ばしている道。
手をあげているとタクシーには気付いてもらえるのですが、急に止まれないため、乗車することができません。

側道だったら止まりやすいかと、また場所をかえてタクシーを待ちました。
やっとタクシーが止まってくれたときには体の力が抜けました。
同時に、このタクシーにもぼったくられたらどうしよう? という心配もありました。

「もしかして、さっきの運転手じゃないよね…」とびくびくしながら運転手の顔を見ると、違う人でした。


帰りのタクシー

まずは乗車前にタクシーの窓ガラスを見て、料金のシールが正しく貼られていることを確認しました。
そして、ここからホテルまでいくらかかるか、タクシーの外で聞きました。

運転手「60~70AEDぐらいだよ」

さっきは193AEDも要求されたのですが、今回はこれだけ。
いかに、さっきの運転手の闇メーター(?)がおかしかったかということです。

私たちが警戒してハリネズミみたいになっているのを感じたのか、
彼は窓ガラスのシールを指して、車を走らせる前に、詳しい料金の説明を始めました。

運転手「ここはシャルジャだよ」

シャルジャと聞いて、ガイドブックの情報を思い出しました。
アラブ首長国連邦(UAE)は7つの首長国でできています。
シャルジャというのは、7つの首長国のうちの一つです。
私たちはいつのまにかドバイを抜けて、シャルジャまで来てしまっていたようです。

運転手「シャルジャからドバイに行くには、初乗りが20AEDかかる」
その旨、料金体系のシールにもちゃんと書いてありました。
運転手「あとは交通状況にもよるけど…60~70AEDぐらいかかると思うよ」

ハリネズミのハリが、ちょっとだけ小さくなりました。
このタクシーなら大丈夫かなと思ったので、乗りこむことにしました。

タクシーを走らせたとたん、メーターが20AEDに跳ねあがりましたが、
説明を聞いていたので大丈夫でした。

でも、警戒しているのは変わらなくて、
運転手に「ツーリスト?」と聞かれたときには「No」と嘘をつきました。

さきほどのぼったくりタクシー内で、日本から来たとか、今日着いたばかりだとか、
ベラベラしゃべってしまったことを反省していたからです。
今思えば、滞在ホテルについて聞かれたのも、経済力を判断するためだったのかなと思います。
だから申し訳ないけど、今回は嘘をつきました。

ただ、「いつからここに住んでいるの?」と聞かれたときには、
悩んだあげく「一週間前」と答えてしまったので
あんまり上手な嘘つきではなかったかもしれません(笑)


やっぱり、そうだった

タクシーの車内で、どうしても気になっていたことを聞いてみることにしました。
「今日、ジュメイラビーチパークは開いてますか?」

――そもそも私たちは、ジュメイラビーチパークに行くつもりだったのです。
でも、ぼったくりタクシーの運転手が
「ジュメイラビーチパークは今日休みだよ。アルマンジルビーチは開いてるよ」と言ってきたので、
アルマンジルビーチに行くことになったのでした。

運転手は、(自分の答えがどんなに重要な意味を持つか分かってないだろうから)明るく言いました。
「ああ、開いてるよ! 今日は金曜日だから、いつもより人が多いんじゃないかな~」

夫と顔を見合わせました。
ジュメイラビーチパークが休みだというのは、ぼったくりタクシー運転手の嘘だったのです。

almanzer.jpg

本来の目的地だと近くてお金をとれないから、遠くのビーチまで連れて行ったんでしょう。

人間として軽んじられたような気がして、悲しくなりました。


ホームに、戻って来た

タクシーはスムーズに、ホテルに戻ってきました。

シャルジャからドバイに続く道にはいくつも料金ゲートがあって、
タクシーがそこを通るたびに通行料がいるそうです。その通行料は最後に清算するみたいでした。
目的地に着いたとき、運転手がメーターのボタンを押したら、
TOLLという英語のスペルがメーターに表示されて、少し料金がアップしました。
結局、かかった料金は65AEDでした。

遠くのビーチに行ってとんぼ帰りしただけですが、すごく、精神的に疲れました。。。

ドバイは裕福な国で治安もいいのですが、タクシー運転手は周辺諸国から出稼ぎに来た人たちです。
海外にいるときは、日本とは違うんだという意識を持って、
今回みたいな軽率な行動をしないようにしないとな、と思いました。


ドバイ旅行記の目次はこちら(PC版のみ)


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プロフィール

lily
1978年生まれ。
大分県出身、神奈川県在住。
旅行好き。旅先で出合った景色を写真に撮っています。
2014年9月に男児を出産。
その後は子育て中心の生活です。

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(2013年2月~)


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SEL55210
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風景・人物撮影:SEL18200
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